God Speed ! ~ 風、しましょ!

風の向くまま、カメラを持って旅に出かけましょう!
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サクラ、サク (その3)

靖国神社_2011_02_EP1_25

★ Olympus Pen E-P1/Zuiko Digital 25mm F2.8


   あしひきの 山櫻花 日並べて 斯(か)く咲きたらば いと戀ひめやも


     山部宿禰赤人

     (萬葉集 巻第八)





※今日の写真は、すべて昨年春に撮影したものです。


東京でもついに桜の開花が発表されました!
とはいえ、今日はまるで台風の直撃のような一日(^^;


去年はとてものんびりとお花見という気分ではありませんでした。
首都圏の店先から米、水、カップラーメン、納豆、乾電池が消え、ガソリンスタンドには長蛇の列。
電車の間引き運転。薄暗い駅。そして街中が突然真っ暗になった計画停電...

一年経った今も、状況はそれほど改善したわけではありませんが、
つらい生活を強いられている皆さんの心が、せめて、あたたかい桜の花で癒されてくれれば...と願っています。


(大意)
山の桜の花が幾日もつづいてこのように咲いているのなら、私がひどく桜の花を恋しく思うことがあろうか。





靖国神社_2011_03_EP1_25

★ Olympus Pen E-P1/Zuiko Digital 25mm F2.8


   沫雪(あわゆき)か はだれに降ると 見るまでに 流らへ散るは 何の花そも


     駿河采女

     (萬葉集 巻第八)


作者の駿河采女(するがのうねめ)についてはどんな人だったのかは伝わっていません。
引用本(岩波・日本古典文学大系)の注釈には、

  伝未詳。駿河出身の采女か。

と、ありました。
(注釈になってないぞー(^^;)


(大意)
あわ雪がはらはらと散るのかと見るほどにしきりに流れ散るのは何の花だろうか。





靖国神社_2011_01_EP1_17

★ Olympus Pen E-P1/M. Zuiko Digital 17mm F2.8


   冬ごもり 春咲く花を 手折り持ち 千遍(ちたび)の限り 戀ひ渡るかも


     作者不明

     (萬葉集 巻第十)


「柿本朝臣人麿の歌集に出づ」という原注があります。

人麿自身が詠んだものかどうか...おそらく、別人ではないかと。


(大意)
春咲く花を手折り持って、これ以上恋することはできまいと思うほどに絶えず恋つづけています。





靖国神社_2011_04_EP1_17

★ Olympus Pen E-P1/M. Zuiko Digital 17mm F2.8


   櫻花 咲きかも散ると 見るまでに 誰(たれ)かも 此處に見えて散り行く


     作者不明

     (萬葉集 巻第十二)


これもまた、「柿本朝臣人麿の歌集に出づ」と記されている歌の一首。

「羇旅(たび)に思を發(おこ)す」という題が設けられている部類に載せられています。


春は出会いと別れの季節。
たくさんの人が集まり、また散っていくのがちょうど今頃でもありますね。


(大意)
桜の花が咲いて散るのかと見まがうほどに、ここに集っては散っていくのは誰であろう。





靖国神社_2011_05_EP1_17

★ Olympus Pen E-P1/M. Zuiko Digital 17mm F2.8


   移り行く 時見る毎(ごと)に 心いたく 昔の人し 思ほゆるかも


     兵部大輔大伴宿禰家持

     (萬葉集 巻第二十)


桜を詠んだ歌ではないのですが...(^^ゞ


(大意)
移りゆく時勢を見るごとに、胸は痛み、古人がつくづくと偲ばれることである。
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Comment

hana 123さん
編集
こんばんは。
お返事が遅くなってしまいました。申し訳ありませんm(_ _)m
こちらでも週末にかけて桜が満開になりました。
去年はとても桜を心から愛でる。。なんて気分ではありませんでしたので、
今年は(少しは)桜の美しさを味わいたいなぁと思います。
いつもご覧頂いて、本当にありがとうございます(^^)/
2012年04月07日(Sat) 23:51
No title
編集
こんばんは。たくさんのさくらのおうたですね。どれも皆風情があります。なんだか人生の特に女の人の、はかない人生をたとえたようなおうたでもありますね。
それだけ恋してもとどかぬ思いは今も昔も同じ・・。

お歌に詠むときれいすぎます^♪
2012年04月02日(Mon) 20:03












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