God Speed ! ~ 風、しましょ!

風の向くまま、カメラを持って旅に出かけましょう!
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東京・靖国神社

靖国神社_TVS_RVP_01

★ CONTAX Tvs/Vario Sonnar 28-56mm F3.5-6.5/RVP


   宇治前太政大臣京極の家の御幸


   春がすみ たち帰るべき 空ぞなき 花の匂ひに こゝろとまりて


     院御製

     (金葉和歌集 巻第一 春部)





(歌の大意)

春霞が立つ中、引き返すあてがないことよ。この邸の花の美しさに心がとどまって。



ここでいう「院」とは白河院...すなわち、白河上皇のことです。

前太政大臣・藤原師実の邸へ御幸した際に詠んだ歌です。


師実の父は、宇治の別邸に寺院を造営し、有名な平等院鳳凰堂を建立した藤原頼通です。
そして頼通の父が、摂関政治の全盛期を築き藤原氏の繁栄を謳歌した藤原道長。


   この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば

と詠んだと伝えられる人です。


父が「宇治殿」と呼ばれていたためか、師実は「後宇治殿」と呼ばれていたそうな。
京極に邸があったので「京極殿」とも呼ばれていたようです。

その邸宅へ「院」が行幸された際に詠まれた歌が上の歌です。





靖国神社_TVS_RVP_02

★ CONTAX Tvs/Vario Sonnar 28-56mm F3.5-6.5/RVP


白河上皇は、藤原氏による摂関政治に幕を引き、新たに「院政」を始めたことで知られる人。


自らは関白となり自分の娘を天皇(または将来有望な皇子)へ入内させる。
そして生まれた男子(しかもまだ幼いうちに)天皇に即位させ、自分はその摂政となって政治の実権を握る。
これが藤原氏による摂関政治でした。

院政は、時の天皇自身による親政とはやや異なり、自分(上皇)が選び即位させた天皇の背後に君臨し、天皇よりも強い権力を維持するというそれまでになかったスタイルでした。

天皇には実権を持たせず、ただその権力を利用するという手法は、摂関政治と共通するところがあるかもしれませんね。





靖国神社_TVS_RVP_03

★ CONTAX Tvs/Vario Sonnar 28-56mm F3.5-6.5/RVP


摂関政治の絶頂期を築き上げ、文字通り我が世の春を謳歌した藤原道長からわずか三代で、朝廷の権力構造は大きく変わり、政治の実権は再び天皇家へと戻ったのでした。


しかし、その新たな権力構造も決して長くは続きません。


「院」と呼ばれる人(=元・天皇、上皇)が複数存在する状況が生まれ、それぞれの「院」が独自の派閥や閨閥、さらには専用の政庁(行政組織)を持つようになります。

さらに、院や天皇は独自の武力集団(軍勢)を保有するようになります。





靖国神社_TVS_RVP_04

★ CONTAX Tvs/Vario Sonnar 28-56mm F3.5-6.5/RVP


やがて、皇位継承等を巡り権力争いとなりますが、以前のように朝廷内での権謀術数だけでは済まなくなり、自然と武力による衝突(=内乱)へと発展してしまいました。

そして、それまでの貴族政治の時代から武士階級の台頭へと世の中は大きく動いていきます。
...もっとも「武士階級」と言っても、「源平」ともに元を正せば臣籍に下った天皇の末裔なのですが...

ま、そのあたりは以前も当ブログに書きましたのでここでは割愛!(^^;


  奢れるものも久しからず。

  ただ春の夜の夢のごとし。


すべては、所詮、諸行無常、ということでしょうか。





靖国神社_TVS_RVP_05

★ CONTAX Tvs/Vario Sonnar 28-56mm F3.5-6.5/RVP


   くまのへまうでたまひけるとき、みちにはなのさかりなりけるを御覧じて


   さきにいほふ はなのけしきを みるからに 神の心ぞ 空に知らるゝ


     白河院御歌

     (新古今和歌集 巻第十九 神祇歌)

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Comment

繭さん
編集
こんばんは(^^)
お久しぶりですね。お元気でしたか?

このところ、寒暖の差が激しいですね。
早めに咲いて散ってしまった桜も、もうちょっと咲いていればよかった。。と後悔しているかも(笑)

まだしばらく桜の写真は続く予定ですので、また見に来て下さいね(^^)
2012年04月24日(Tue) 21:53
No title
編集
お久しぶりです

桜も散り 青葉が繁り 新茶の季節になろうとしていますが
かなり寒い、雨降る日曜日となっています

今年はゆっくりとお花見もせずの春でしたので
こちらで楽しみさせていただきました

2012年04月22日(Sun) 12:25












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