God Speed ! ~ 風、しましょ!

風の向くまま、カメラを持って旅に出かけましょう!
2018年09月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2018年11月
TOPスポンサー広告 ≫ 靖国神社 (その3)TOPサクラ、サクラ ≫ 靖国神社 (その3)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | Comments(-) | Trackbacks(-)

靖国神社 (その3)

靖国神社_M6S35_100TMX_01

★ Leica M6/Summicron 35mm F2/100TMX



   深草の 野辺の桜し 心あらば ことし許(ばかり)は すみぞめに咲け


     上野岑雄

     (古今和歌集 巻第十六 哀傷歌)





今日はモノクロの桜です。


前々から撮ってみたかったのですが、なかなかちゃんと撮れませんでした。

とは言え、今回もあまり「ちゃんと」撮ったとは言えませんが...(^^ゞ





靖国神社_M6S35_100TMX_03

★ Leica M6/Summicron 35mm F2/100TMX



   色見えて うつろふものは 世中(よのなか)の 人の心の 花にぞありける


     小町

     (古今和歌集 巻第十五 恋歌五)



先日も引用した小野小町の有名な歌です。


この写真をじーっとご覧になり、そして目を閉じてみて下さい。

まぶたに映る桜は、どんな色に見えているでしょうか?


その色が、今のあなたの心の中に咲いている花の色...なのかも。

  なんちゃって (^^ゞ





靖国神社_M6S35_100TMX_02

★ Leica M6/Summicron 35mm F2/100TMX



   さりともと まちし月日ぞ うつりゆく こゝろの花の 色にまかせて


     式子内親王

     (新古今和歌集 巻第十四 恋歌四)



これは、先ほどの小野小町の歌を本歌として詠んだもの。
いわゆる、「本歌取り」の歌です。

式子内親王(しょくしないしんのう)は、平清盛の最大の政敵だった後白河法皇の皇女です。

藤原俊成を歌の師と仰ぎ、その息子である藤原定家とも親しい間柄だったと伝えられます。
「新古今和歌集」を代表する女性歌人と言っても良いでしょう。



さて、もうひとつ同じ歌の本歌取りを。





靖国神社_M6S35_100TMX_04

★ Leica M6/Summicron 35mm F2/100TMX


   をりふしも うつればかへつ 世の中の 人の心の 花染のそで


     皇太后宮大夫俊成女

     (新古今和歌集 巻第三 夏歌)


作者は、残念なことに本名が伝わっていません。
「皇太后宮大夫」という官職に就いていた藤原俊成の女(=娘)という意味の通称。


藤原俊成は、かの藤原道長の直系の子孫にあたりますが、政治家としてよりも歌人として名を残した人です。

「女(むすめ)」となっていますが、実は俊成の娘ではなく孫で、養女となったそうな。
有名な藤原定家は、彼女の叔父に当たります。

当然、一つ前の歌を詠んだ式子内親王とも交流があったことでしょう。





靖国神社_M6S35_100TMX_05

★ Leica M6/Summicron 35mm F2/100TMX


   桜を植へてありけるに、やうやく花咲きぬべき時に、
   かの植ゑける人、身まかりにければ、その花を見て、よめる


   花よりも 人こそあだに なりにけれ いづれを先に 恋ひんとか見し


     紀茂行

     (古今和歌集 巻第十六 哀傷歌)

関連記事

Comment

hana 123さん
編集
こんばんは。
ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか。
こちらは、ひとまずホッと一息...というところですが、相変わらず貧乏ヒマ無し(^^;

でも、世の中はすっかりと花の季節ですね(^^)
ツツジ、ボタン、フジはもちろん、野の花も一斉に花を開き始めています。
一年で一番楽しい季節かも知れませんね。
せめて、身の回りに花を見つけ、今年もありがとう!と声をかけてあげたいです。
2012年04月30日(Mon) 20:00
No title
編集
こんにちは。ほんとうに人の心なんて、うつろいやすいものですね。(一番上の句)
もうじき初夏のような気温、花々がすべてさいてしまいましたよ~♪
藤もつつじも、ぼたんも・・・。
一揆にあつくなるのもこまりましたね。
ゴールデンウイークはきていますが、すでにおでかけでしょうか。
2012年04月28日(Sat) 18:49












非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。