God Speed ! ~ 風、しましょ!

風の向くまま、カメラを持って旅に出かけましょう!
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靖国神社 (その2)

靖国神社_06

★ Hasselblad 503CW/Planar CFE 80mm F2.8/400 TMY


今日の為と 思ひて標(し)めし あしひきの 峰(を)の上(へ)の櫻 かく咲きにけり


     大伴宿禰家持 (萬葉集 巻第十九)






大伴邸で催された「曲水の宴」で詠まれた歌の一首。

大伴家持(おおとものやかもち)は、平城遷都の直後に生まれ、平安遷都の直前に没しました。政変に次ぐ政変に明け暮れた激動の奈良時代と共に生涯を送ったまさに激動の人。

大伴旅人(おおとものたびと)の息子で、後に柿本人麻呂や山部赤人らと共に奈良時代を代表する歌人として三十六歌仙の一人にあげられています。


大意:
今日の宴のためと思って、標を立て(人々が取らないようにし)た尾の上の桜がこんなに美しく咲きました。






靖国神社_07

★ Hasselblad 503CW/Planar CFE 80mm F2.8/400 TMY


咲く花も をそろは飽きぬ 晩(おくて)なる 長き心に なほ如(し)かずけり


     大伴坂上郎女 (萬葉集 巻第八)



東京周辺では今年の桜は本当に開花が早く、三月末日の今日、すでに花吹雪となっています。

もう少しゆっくりと咲いて、しばらく見事な姿を見せていて欲しいなぁ...という心情を詠んだものではなく、実を言うとこの歌は秋の歌です。

「秋の雑歌」という見出しが付けられている部分に収められており、萩の花を詠んだものです(^^ゞ

作者・大伴坂上郎女(おおとものさかがみのいらつめ)は大伴旅人の妹です。


大意:
咲く花も早咲きはもうたくさんです。遅咲きの長い(変わらない)心には、やはり、及びません。






靖国神社_08

★ Hasselblad 503CW/Planar CFE 80mm F2.8/400 TMY


春の野に 霞たなびき 咲く花の 斯(か)くなるまでに 逢はぬ君かも


     作者不明 (万葉集 巻第十)



この歌、ネタ本(岩波古典文学大系)の解説に大意が載っていません!

そのまんま、ということでしょうか(^^;






靖国神社_09

★ Hasselblad 503CW/Planar CFE 80mm F2.8/400 TMY


春雨に 争ひかねて わが屋前(やど)の 櫻の花は 咲き始(そ)めにけり


     作者不明 (万葉集 巻第十)


大意:

春雨に抵抗しかねて、私の家の庭先の桜の花は咲き始めたことである。






靖国神社_10

★ Hasselblad 503CW/Planar CFE 80mm F2.8/400 TMY


春花の 移ろふまでに 相見ねば 月日数(よ)みつつ 妹待つらむそ


     大伴宿禰家持 (萬葉集 巻第十七)


この桜、東京地方の桜の開花を告げる「標本木」です。

そう、標(しるし)を付けていたのは、こちらの木でした(^^ゞ


大意:
春の花が散るまで逢えずにいるので、月日を数えながら妻は私を待っているのであろう。



今年の桜、コダックのT-MAXで撮りました。

満開の桜をモノクロで...どうかしばらくお付き合い下さいませ...m(_ _)m


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