God Speed ! ~ 風、しましょ!

風の向くまま、カメラを持って旅に出かけましょう!
2018年04月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2018年06月
TOPスポンサー広告 ≫ 埼玉・平林寺TOP紅葉 ≫ 埼玉・平林寺

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | Comments(-) | Trackbacks(-)

埼玉・平林寺

平林寺_008_35mm

★ Olympus Pen E-P1/Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro


紅葉と色濃きさいでとを女のもとにつかはして

君恋ふと 涙に濡るゝ わが袖と 秋の紅葉(もみぢ)と いづれまされり

みなもとのとゝのふ (後撰和歌集 巻第七 秋下)





埼玉県と東京都の県境あたりにある古刹、平林寺へ行ってきました。

ここは紅葉の名所として知られていますが、寺院らしい庭園での景観...ではなく、広大な雑木林にあるモミジが有名。





平林寺_002_G7

★ Canon PowerShot G9

上の歌の作者、「みなもとのとゝのふ」は、源整。

平安時代の歌集では、作者名の表記の仕方がそれぞれ独特で、この後撰和歌集ではやたらと「かな表記」が多く登場します。
(これは、現代に伝わる写本の種類にも拠るのかもしれませんね)





平林寺_004_17mm

★ Olympus Pen E-P1/M. Zuiko Digital 17mm F2.8

「整」という漢字一文字の名前で分かるように、源整は嵯峨源氏の公家です。

ちなみに、「源氏物語」の主人公・光源氏のモデルとされている源融(みなもとのとおる)もやはり名前が漢字一文字の嵯峨源氏。
もっともこの人は、光源氏のように天皇の子息=皇子の一人でした。

余談ですが、「嵯峨源氏」とは一種類の家系ではなく、嵯峨天皇の皇子たちが皇族の身分を離れ(臣籍降下)、その際にそれぞれ「源」の姓を賜ったもので、全部で20を超える家系があるそうです。
(要するに、嵯峨天皇には20人以上の皇子がいた、ということですね...(^^;)





平林寺_005_17mm

★ Olympus Pen E-P1/M. Zuiko Digital 17mm F2.8

さて、上の歌の作者、源整ですが、この人は手元のネタ本(岩波書店刊『後撰和歌集』)の解説によれば、「参議等(さんぎひとし)」の息子だそうですよ。
参議等は嵯峨天皇の曾孫にあたり、さらにその一代後の人、ということです。

話のついでに...(^^ゞ
参議等とは、百人一首(39番)にある

浅茅生の 小野の篠原 忍ぶれど あまりてなどか 人の恋しき

の作者で、源等(みなもとのひとし)のことです。

ちなみにこの歌も冒頭の(息子の)歌と同じく、後撰和歌集に収められています。
こちらの歌の方が有名ですよね~。
(そこは百人一首だし。。)





平林寺_001_17mm

★ Olympus Pen E-P1/M. Zuiko Digital 17mm F2.8

まるで紅葉でできた大きな額縁のようでした(^^)
(ハート型に見えませんか?...笑)



おまけ。

ここ平林寺は広大な雑木林だと書きましたが、いったいどのくらいの雑木林かというと...


平林寺_003_G7



タヌキもたくさん住んでいるようです

関連記事

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。