God Speed ! ~ 風、しましょ!

風の向くまま、カメラを持って旅に出かけましょう!
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曼珠沙華

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うつせみの 世は常なしと 知るものを 秋風寒み 偲ひつるかも

大伴家持 (萬葉集 巻第三)




お彼岸ですね。

お彼岸と言えば、必ずこの時期に咲く花、ヒガンバナ=曼珠沙華。

本当に律儀に律儀に、必ずこの時期に見頃を迎えます。
そして、見れば見るほど、とても不思議な花。



ヒガンバナ_03



花ぐはし 葦垣越しに ただ一目 相見し兒(こ)ゆゑ 千遍(ちたび)嘆きつ

作者不明 (萬葉集 巻第十一)


「花ぐはし」は花の美しいという意味で、「葦(あし)」にかかる枕詞です。

「ぐはし(ぐわし)」は現代語の「くわしい」に通じる古語のようですよ。
手元の本の解説には、「クハシはもと精細微妙の意。転じて美麗と委細との意を生じた」とあります。

「心グハシ」、「名グハシ」、「香グハシ」などがその使用例とか。

なるほど、「香(かぐわ)しい~♪」ってそういう意味だったんですね。
(というか、万葉の時代から使われていた思い切り古い日本語だったんですね...(^^;)

葦垣は文字通り「葦の垣根」で、「兒(=児)」はここでは人妻のことだそうです。



ヒガンバナ_02



紅(くれなゐ)の 濃染(こそめ)の衣(きぬ)を 下に着ば 人の見らくに にほひ出むかも

作者不明 (萬葉集 巻第十一)


今日の写真は、いずれも埼玉の「巾着田」で撮った写真です。
今年も見頃になっていると、今日の新聞に写真入りで載っていました。



ヒガンバナ_01



長き夜を 君に戀ひつつ 生けらずは 咲きて散りにし 花にあらましを

作者不明 (萬葉集 巻第十)





ヒガンバナ_04


秋の時 花種(くさ)にありと 色毎(いろごと)に 見(め)し明むる 今日の貴さ

大伴家持 (萬葉集 巻第十九)


季節の移ろいの早さに、ただただ戸惑っていたこの一年でしたが、
あらためて、「今日の貴さ」を大切にしていきたいと思う、今日この頃です。


さて、明日からまたコピっとがんばろう~

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